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創業融資を通す事業計画書の書き方|日本政策金融公庫の審査ポイントを徹底解説

2026-03-06
💰 資金調達|2026年最新

日本政策金融公庫 創業融資
事業計画書の書き方完全ガイド

融資限度額 3,000万円 うち運転資金1,500万円
自己資金要件 1/10以上 1/3以上あると審査で有利

創業融資で最も重要なのが事業計画書です。
日本政策金融公庫の「新創業融資制度」は創業者にとって最もハードルが低い融資制度の一つですが、事業計画書の出来によって結果が大きく変わります

この記事では、審査担当者がどこを見ているのかを踏まえた事業計画書の書き方を解説します。

日本政策金融公庫とは?

日本政策金融公庫(通称:日本公庫)は、政府系の金融機関です。
民間銀行が融資しにくい創業期の企業にも、比較的柔軟に対応してくれます。

新創業融資制度の概要

項目内容
融資限度額3,000万円(うち運転資金1,500万円)
金利年2〜3%程度(2026年3月時点)
返済期間設備資金20年以内、運転資金10年以内
担保・保証人原則不要
自己資金要件創業資金総額の1/10以上

事業計画書の構成(8つの必須項目)

項目1
創業の動機——審査担当者が最も重視するポイントの一つ
✅ 良い例前職でWebマーケティングに10年間従事し、中小企業のデジタル化支援に課題を感じていました。独立してより密接に支援できる体制を作りたいと考え、創業を決意しました。
❌ 悪い例会社を辞めたので起業することにしました。
経験の延長線上にあること、社会的な課題意識があることを示しましょう。
項目2
経営者の略歴——過去の勤務先・業務内容・創業業種との関連性・保有資格・数字で示せる実績
項目3
取扱商品・サービス——具体的な商品名・価格帯・ターゲット顧客・競合との差別化ポイントを明記
項目4
取引先・取引関係——既に取引先や見込み顧客がいる場合は必ず記載する
項目5
従業員——創業時の人員計画を記載する
項目6
お借入の状況——正直に記載する。隠すと信用を失います
項目7
必要な資金と調達方法——設備資金の内訳・運転資金(仕入・経費3ヶ月分が目安)・自己資金/融資希望額の内訳
⚠️ 重要:自己資金は融資希望額の1/3以上が望ましいとされています。
項目8
事業の見通し(収支計画)——事業計画書の核心部分
月間の見込み客数 × 客単価 = 月間売上で根拠を示す。具体的な集客方法・業界平均値との比較も記載。

審査で見られる5つのポイント

自己資金の充実度——融資額の1/3以上あると有利。コツコツ貯めた実績は「計画性がある」と評価される
経験・スキルとの一致——創業する業種に関連する経験が6年以上あると評価が高い
売上見通しの根拠——「なぜその売上が見込めるのか」を数字で裏付けできるかが重要
返済能力——月々の返済額を上回る利益が出る計画になっているか確認される
借入状況——個人の借入(住宅ローン以外)が多いとマイナス評価になる

よくある失敗パターン

❌ 数字の根拠が曖昧
「なんとなく月100万円」ではNG。客数×単価×頻度で積み上げた根拠が必要です。
❌ 自己資金が少なすぎる
見せ金(一時的に借りたお金)は見抜かれます。通帳の入出金履歴で確認されます。
❌ 楽観的すぎる計画
初月から黒字想定は非現実的。立ち上げ期のコストと時間を正直に見積もりましょう。
❌ 競合分析の不足
「競合はいない」という回答は危険信号。競合を正確に分析し、差別化ポイントを明示しましょう。

✅ まとめ:審査突破の2大要素

創業融資を成功させるカギは、根拠のある数字熱意のある動機です。

起業家の種のロードマップでは、資金調達のステージで事業計画書作成を実践的に学べます。

資金調達ロードマップを見る → 事業計画書テンプレートを使う →

※ 融資限度額・金利・返済期間は日本政策金融公庫「新創業融資制度」の2026年3月時点の公式発表に基づきます。条件は変更される場合があります。
※ 参考リンク:日本政策金融公庫 新創業融資制度日本公庫 創業計画書テンプレート

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